伝え方で3割変わる記憶力(プラシーボ,ピグマリオン効果)
問題です!
ある科学者が,老人と若者のグループに単語を覚える記憶力テストを実施!!
その正答率はどちらが高かったでしょう.
正解は,勿論,
若者のグループ
ではもう一つ問題です.
同じ科学者が,老人と若者のグループに,単語を覚える心理テストを実施!!
この正答率はどちらが高かったでしょうか.
正解は,
老人と若者が同じくらいの成績
やってもらったのは2つとも全くテストなのですが,
Rue
今から記憶力テストをしますよー
という伝え方と,
Rue
今から心理テストをしますよ~
って伝え方の差でこんなに実験結果が変わっちゃうんです.
これがかの有名なプラシーボ効果やプライミング効果と呼ばれるもので,
老人
年を取ったから記憶力には自信がない
って思い込みから,記憶力のテストと伝えられた試験の成績は低かったですが,
そーゆー思い込みが無かった心理学のテストでは,若者と同等の成績を得ることができるんですね.
このプラシーボ効果っていうのは,色んなところに潜んでいて,例えば,テストの直前に,って思ってしまうと,自分の実力が発揮出来ない可能性もあります.
若者
あの勉強も,この勉強も出来てない,絶対に問題解けないよー
って思ってしまうと,自分の実力が発揮できない可能性もあります.
テスト直前は,やってない所に注目するよりも,やったところに注目して,
Rue
これだけ頑張ったんだから,こことここは絶対大丈夫!
って思い込んだ方が,成績が伸びる可能性は高いと思います.
ただし,全く勉強してなくて,脳に全然inputできていない状態だと,流石にどうしようもないので,勉強はこまめにコツコツ頑張りましょう!